医療専門職に就くために

しっかりと学ぶこと

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視能訓練士は目に関する医療の専門職です。視能訓練士の主な仕事内容は、患者の目の病気の診断をするために専門的な視機能検査をすることです。目の病気には視力の低下だけではなく、視野が狭くなるなど様々な症状があります。視能訓練士は患者によって違う細かい目の病気を眼科医と共に診察する重要な仕事です。診察するだけではなく、診察後の治療方法やリハビリテーションをアドバイスして患者をサポートします。視能訓練士になるためには、医療関係の専門学校や大学で基礎的なことから学ぶ必要があります。視能訓練士になるための過程として様々な方法があります。一つ目は高校卒業後に視能訓練士の養成所で3年以上勉強する方法です。二つ目は短大や大学で指定の科目を履修した後に、視能訓練士の養成所で1年以上就業する方法です。三つ目は視能訓練士の養成課程がある4年制大学に通う方法です。必要な課程を修了した後に、国家試験を受験する権利が与えられます。国家試験は年に一度のため、学生の間にしっかりと勉強することが大切になります。視能訓練士の給与は最終学歴や勤務先によって少し変わってきます。正社員の場合の月給は約20万円から25万円となります。アルバイトの場合は時給が1300円から1700円となります。アルバイトの場合でも時給が高い理由は、医療の専門職のためです。専門学校は3年制であり、大学は4年制であることなどから最終学歴によって給与や昇給の違いが出る場合もあります。

合格率の推移状況

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視能訓練士とは、医療系技術者に属しており、眼科において検査や訓練を行なうのが主な仕事です。視能訓練士の資格が誕生して以降、今日まで増加傾向にあり、女性の方が圧倒的に多いのが特徴です。医療系技術者の中では数が不足していること、最新の医療機器の相次ぐ出現により、今後も需要が見込まれるでしょう。眼科専門の医院や総合病院の眼科で仕事をすることが主で、レーシック病院や養成施設で働いている人も数多く存在しています。視能訓練士の国家試験は年1回、2月下旬に全国2ヵ所で実施され、合格率はその年の試験内容により異なるのです。また、合格率はここ10年間に90パーセント以上が6回、低い年でも70パーセント前半であるため、高いといえるでしょう。視能訓練士の平成28年度の試験は、学校別で見ると全体の約半数の学校で合格率100パーセントを達成しているのです。さらに、新卒や既卒においては、新卒の合格率は全受験者総数の率を上回っているのが特徴です。視能訓練士の国家試験はマークシート形式で実施されており、一般問題・臨床問題から構成されています。国家試験の全問題の6割以上正答すると試験に合格することとなるのです。難易度の面からは易しい方ではあるものの、学校で学んだ知識や臨床研修で得たことをしっかり復習しないと合格は難しいでしょう。論理的思考力が問われる問題が出題されたり、一定程度の国語力がないと解くのが難しい問題も出題されています。

眼圧の検査も行います

視力検査

視能訓練士は、眼の病気を診断するのに必要なさまざまな検査を行ったり、視力を測ったり、視力を回復させるための指導を行ったりする仕事です。また、健康診断のように眼の病気の早期発見、早期治療に貢献する仕事もしています。さらに、眼の機能の衰えを補うための道具を選ぶことも仕事の一つです。例えば、まぶしさを強く感じる人に遮光眼鏡を、小さい字が読みにくいと感じる人には拡大鏡をといった道具を選びます。眼科での診療において、眼の機能を把握するために検査を行います。視能訓練士は、さまざまな機械を使って、視機能検査を行います。視機能検査には、まず視力検査があります。左右片目ずつ測定し、両目でも測定します。左右それぞれの視力を測るとともに、両方の眼で見たときの見え具合を調べます。視能訓練士は視力検査の結果はもちろん、検査中の患者さんの様子も観察して、症状を把握するように努めます。また、視能訓練士は、屈折検査という検査も行います。この検査は、屈折の異常が原因で起こる近視や遠視、乱視などの程度を調べるための検査です。眼鏡やコンタクトレンズを作成するときにも必要になる検査です。そして、眼圧検査もあります。眼の異常には、眼圧の異常が原因の場合もあります。例えば緑内障は、眼圧が上昇することで起こる病気です。緑内障の患者さんの場合には、定期的に眼圧検査を行います。視能訓練士は、その他にも、視野検査や超音波検査、角膜形状検査、電気生理検査なども行います。また、眼底の写真を撮影することもあります。

眼科検査のエキスパート

勉強道具

視能訓練士とは、眼科検査のエキスパートです。視能訓練士になるには、国家資格を取得する必要があります。受験資格を得るために養成施設などで実習を行い、国家試験に合格すれば、視能訓練士として勤めることができます。

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的確に指導するため

目元

視力低下者でも、視能訓練士によるリハビリ指導で日常生活での不自由な部分を減らすことができます。具体的には視能訓練士は、メガネや照明器具、点字などの活用方法を指導するのです。したがって視能訓練士になるためには、的確な指導に必要となる専門知識や技術を身につけるため、大学や専門学校で学ぶことになります。

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需要が高まっている職業

視力検査

視能訓練士の数は、年々増加しています。また女性の比率も高くなってきていて、具体的には10人に1人が女性となっているのです。それほど社会からの需要が高まっているということですから、資格取得を希望する人もまた増えています。専門学校や大学で3〜4年学習することが必要ですが、その分やりがいがあると言えます。

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